鈍感になっている腸を目覚めさせるには、なんらかの刺激を与えると効果的。
おなかの「の」の字マッサージなら、手軽にできて即効性あり。
●腸を動かす刺激は人それぞれ
腸がデリケートな臓器であることは、すでに何度かお話してきましたが、
腸の働きには、その人となりを表すような興味深い側面があります。
例えば、図書館や書店に行くとなぜかトイレに行きたくなる人がいます。
デパートに行くと必ず……という人もいます。
いずれも、その場所が与える興奮に似た感情が、神経を刺激して腸を動かし、
便意をもよおすのだと考えられます。
また、起きがけのコーヒーや牛乳が刺激となって便が出る人や、朝の軽い運動
がいいという人もいます。朝ごはんが刺激になる人も少なくありません。
どんな刺激が腸を動かすのか、それには個人差がありますが、比較的多くの
人の腸に効き、心地よい便通を促す刺激のひとつが「の」の字マッサージです。
●便が進む道筋に沿って刺激する
大腸は、おなかの右側を「上行結腸」といい、重力に逆らって上に向かって
便が進むようにできています。続いて右脇腹から横ばいに進む「横行結腸」を経て、
体の左側が「下行結腸」。肛門にもっと近い直腸とつながっています。
つまり、便の道筋は時計回りと同じ「の」の字になっているわけです。
これに沿って、手指で軽くマッサージすると、刺激となって便意がつきます。
行う時問帯は便意をつけたい朝が最適。手が冷たい人は両手をこすりあわせ、
温めてから行いましょう。
●ついでに大便と宿便の自己チェックを
おなかのマッサージの前後に、便の有無もチェックしておきましょう。
まず、大便の有無を調べる方法は、ドクターの「打診」の要領で行います。
あおむけのまま片方の手の中指で、おなかにあてた手の中指の第一関節を軽く叩きます。
このとき、コンコンと軽い音がしたらそこに便はありません。
トントンとかポンポンなど、鈍く重い音がしたら便がたまっているサインです。
最初は判断がつきにくいかもしれませんが、何度か練習するうちに、その音の
ちがいがわかるようになってきます。
また、宿便の有無は姿勢を少しかえてチェックします。壁にぴったりと背中をつけ、
両足を前方に投げ出して床に座ります。壁にはしっかりともたれかかるようにし、
腹筋に力をこめます。 この状態で、指でおなかをくまなく押してみましょう。
痛みを感じる箇所があったら、そこは宿便のたまっている部分。
宿便を取る必要があります。
まったく痛みを感じない人は、問題になるほどの宿便はないといえます。
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●腸を動かす刺激は人それぞれ
腸がデリケートな臓器であることは、すでに何度かお話してきましたが、
腸の働きには、その人となりを表すような興味深い側面があります。
例えば、図書館や書店に行くとなぜかトイレに行きたくなる人がいます。
デパートに行くと必ず……という人もいます。
いずれも、その場所が与える興奮に似た感情が、神経を刺激して腸を動かし、
便意をもよおすのだと考えられます。
また、起きがけのコーヒーや牛乳が刺激となって便が出る人や、朝の軽い運動
がいいという人もいます。朝ごはんが刺激になる人も少なくありません。
どんな刺激が腸を動かすのか、それには個人差がありますが、比較的多くの
人の腸に効き、心地よい便通を促す刺激のひとつが「の」の字マッサージです。
●便が進む道筋に沿って刺激する
大腸は、おなかの右側を「上行結腸」といい、重力に逆らって上に向かって
便が進むようにできています。続いて右脇腹から横ばいに進む「横行結腸」を経て、
体の左側が「下行結腸」。肛門にもっと近い直腸とつながっています。
つまり、便の道筋は時計回りと同じ「の」の字になっているわけです。
これに沿って、手指で軽くマッサージすると、刺激となって便意がつきます。
行う時問帯は便意をつけたい朝が最適。手が冷たい人は両手をこすりあわせ、
温めてから行いましょう。
●ついでに大便と宿便の自己チェックを
おなかのマッサージの前後に、便の有無もチェックしておきましょう。
まず、大便の有無を調べる方法は、ドクターの「打診」の要領で行います。
あおむけのまま片方の手の中指で、おなかにあてた手の中指の第一関節を軽く叩きます。
このとき、コンコンと軽い音がしたらそこに便はありません。
トントンとかポンポンなど、鈍く重い音がしたら便がたまっているサインです。
最初は判断がつきにくいかもしれませんが、何度か練習するうちに、その音の
ちがいがわかるようになってきます。
また、宿便の有無は姿勢を少しかえてチェックします。壁にぴったりと背中をつけ、
両足を前方に投げ出して床に座ります。壁にはしっかりともたれかかるようにし、
腹筋に力をこめます。 この状態で、指でおなかをくまなく押してみましょう。
痛みを感じる箇所があったら、そこは宿便のたまっている部分。
宿便を取る必要があります。
まったく痛みを感じない人は、問題になるほどの宿便はないといえます。
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