○●。腸内細菌と健康シリーズ その1 。●○
●「腸内細菌」と共生!?


森林には、多くの小鳥や昆虫などが住んでいます。
これらの小動物たちは、木をすみ家としたり、木の実や樹液を
えさとして生きています。


樹木のほうからすれば、それらの小動物のおかけで害虫から
守られたり、種を遠くまで運んでもらい、植物の移動できない
弱みを助けてもらっています。


このように、お互いに助け合う自然界のよい関係を共生といいます。


私たちの腸内にも、この自然界と同じ共生関係があります。


森林の小動物にあたるものが「腸内細菌」なのです。
森林が自然界とのバランスが保たれていれば、
小動物たちも健全な生活を送ることができます。


しかし、天災や山火事などに遭ったり、病害虫が異常発生すれば、
森林が破壊され、そこで共生する動物だちも死んでしまいます。


私たちのからだと腸内細菌の関係も、その関係そのもので、乱れた
生活習慣を続けたり、悪玉菌が増えるような食生活をしていれば、
腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が悪化して、
からだ全体に悪影響を及ぼし、「病気」になるのです



●栄養吸収は善玉菌あってのもの


私たちが生きていくためには、毎日食事をし、水を飲むことが必要です。
そのことがあたり前過ぎて、その結果に注目することを忘れてしまいます。


食べたものは、胃と腸で分解・消化され、小腸から栄養分として
吸収され、肝臓に運ぱれ、自分の体に合わせた栄養代謝をしてから、
血液によって毛細血管10万kmを通って60兆個の全細胞にいきわたらせます。


栄養を吸収する小腸は、体内でもっとも長く大きな臓器です。
ヒダが連なり、その表面には絨毛という突起で覆われ、
その数は3000万本にも及び、1本の絨毛は5000個の
栄養吸収細胞の集まりです。


この絨毛の表面積の合計は、200㎡(60坪)にもなり、
人の体表面積の100倍以上にもなります。


小腸の善玉菌(酵母菌他)は、1500億個の栄養吸収細胞と連携して、
私たちの体にとって重要且つ様々な仕事をしています。


たとえば、栄養を吸収しやすいように発酵分解したり、
吸収前に余分な糖分をCO2+H20+ブドウ糖に分解して
脳の栄養にしたり、ビタミンをつくったりして、たくさんの仕事を
しているのです。


どんなにおいしく良い食べものも、有効成分の多い健康食品も、
天然生薬の漢方薬も、この善玉菌群がいなければ、
活用されることはないのです。



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