腸内の悪玉菌が優勢になってしまう理由は、いくつもあります。
その理由のほとんどは、私たちの自己努力に左右されるものです。
○食生活のアンバランス
○ストレスが多い
○薬や食品添加物等の多用・多食
○生活習慣の乱れ
これらの要因から
一、腸内の善玉菌が減少して、脂質や糖質の代謝が異常になり、
コレステロールの増加・高脂血症・動脈硬化を招きます。
一、発ガン物質などの毒性物質を産生する悪玉菌が増加し、大腸がんの
原因になったり、善玉菌が関与してできたビタミンを破壊し、ビタミン栄養障害を起こします。
一、食中毒菌などの病原菌が活躍しやすくなり、少量でも感染すると、
発病することになります。
そして、次の様な病態が現れます
●血管障害―高血圧・高脂血症・動脈硬化
●臓器障害―心臓病・肺臓病・腎臓病・肝臓病・がん
●脳障害―脳血管障害
●感染症防御力低下・老化促進・その他もろもろの体調不良
●腸内には、なぜ悪玉菌がいるの?
腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌そして日和見(ひよりみ)菌に分けられます。
日和見菌って、あまり耳にすることはないかもしれませんが、
実はこの菌が最も数が多いのです。
日和見というように、この菌類は善玉菌群と悪玉菌群の
どちらか優勢のほうに加勢するのです。
この日和見菌を味方につけるためには、
善玉菌をいつも優位に保つことが大切なのです。
「ところで、極めて単純な疑問ですが、なぜ悪玉菌がいるのでしょう?」
悪玉菌は、ものを腐敗分解するいわゆる腐敗菌なのです。
食べたものは、全部栄養吸収されるわけではありませんから、
その残りカスがたくさんでます。それらを分解して、
大地に戻りやすくする役割です。
ですから、健康な人(善玉菌が多い人)の腸内にも、必ず悪
玉菌が必要なのです。
だからと言って、悪玉菌を優勢にすれば、病気を発症したり
老化がすすみます。疲れやすいなど、一見単純な体調にも
関わっているのです。
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