○●。病院の専門用語 ②。●○
14.インスリン  insulin

[関連] 糖尿病(とうにょうびょう)血糖(けっとう)
 自己注射(じこちゅうしゃ)

膵臓(すいぞう)で作られ,血糖を低下させるホルモン

 「膵臓(すいぞう)で作られるホルモンで,血液中のブドウ糖をエネルギー
として利用する際に必要です。この量が足りなくなったり,
働きが低下したりすると,糖尿病になります」


15.ウイルス  virus

[複合] ノロウイルス
[関連] 抗生剤(こうせいざい) 細菌(さいきん)インフルエンザ

細菌よりも小さく,電子顕微鏡でないと見えない病原体

 「細菌より小さく,電子顕微鏡でないと見えない病原体です。
抗生剤(抗菌薬 →13.MRSA[関連語])が効きません」


16.炎症(えんしょう) ―感染による場合を例に―

[関連] 細菌(さいきん)ウイルス 白血球(はっけっきゅう)

アレルギー 膠原病(こうげんびょう)

からだを守るために,からだの一部が熱を持ち,赤くはれたり痛んだりすること

「からだに侵入して悪さをする細菌(→15.ウイルス)やウイルス(→15)と,
からだを病気から守る働きをする白血球(→[関連語]が戦うと,
赤くなったり熱を持ったりする『炎症』が起きます。
細菌やウイルスが白血球にやっつけられると,膿(うみ)になって出てきます」


17.介護老人保健施設(かいごろうじんほけんしせつ)

[関連] 介護老人福祉施設(かいごろうじんふくししせつ)
 介護療養型医療施設(かいごりょうようがたいりょうしせつ)
 介護療養型老人保健施設(かいごりょうようがたろうじんほけんしせつ)

病状が安定した高齢者が介護や医療を受ける施設
老健(ろうけん)施設
老健

 「病院での入院治療は終わったけれど,自宅での生活に戻るにはまだ支障のある人が,
リハビリをしながら,介護や医療を受けられる施設です」


18.潰瘍(かいよう)

[関連] 炎症(えんしょう) 糜爛(びらん)

病気のため,からだの一部が深いところまで傷ついた状態
ただれ

 「病気のために,粘膜や皮膚の表面が炎症(→16)を起こしてくずれ,
できた傷が深くえぐれたようになった状態です」


19.グループホーム ―認知症患者の場合を例に― group home

[関連] ケアホーム ケアハウス
 認知症対応型共同生活介護(にんちしょうたいおうがたきょうどうせいかつかいご)

認知症患者が専門スタッフの援助を受けて共同生活をする家

「認知症の高齢者が少人数のグループ単位で共同生活を送る住居です。
専門のスタッフが一緒にいて洗濯や食事などの援助をしてくれます」


20.膠原病(こうげんびょう)

[関連] 炎症(えんしょう) 免疫(めんえき)
 自己免疫疾患(じこめんえきしっかん) 結合組織(けつごうそしき)
 アレルギー

自分のからだのある部分を敵と間違えて,激しい反応を全身に起こしてしまう病気

「からだの中で敵から自分を守ってくれている物質が,
自分のからだのある部分を敵だと間違えて,
攻撃するようになったために起きる病気の一種です。
皮膚・血管・関節などに激しい炎症(→16)を起こします」


21.腫瘍(しゅよう)

[複合] 悪性腫瘍(あくせいしゅよう) 脳腫瘍(のうしゅよう)
[関連] 浸潤(しんじゅん) 転移(てんい)

細胞が異常に増えてかたまりになったもの

 「細胞が異常に増えてかたまりになったものです。
ある場所にとどまって大きくなるだけの良性の腫瘍と,
治療が必要な悪性の腫瘍があります。悪性腫瘍(→29)はがんとも言います」


22.腫瘍(しゅよう)マーカー

がんがあるかどうかの目安になる検査の値

「がんがあるかどうかの目安になる検査の値です。がんがあると,
健康なときには見られない物質が血の中に現れます。
その物質があるかないか,増えているかいないかで,
がんがあるかどうかの目安になるわけです。
数値が高いときには,別の検査に進む目安となります」


23.腎不全(じんふぜん)

[複合] 慢性腎不全(まんせいじんふぜん)
[関連] 肝不全(かんふぜん) 心不全(しんふぜん) 呼吸不全(こきゅうふぜん)

腎臓(じんぞう)の働きが大幅に低下した状態

 「腎臓(じんぞう)の働きが悪くなり,からだの中の捨てなければ
ならないものや余分な水分が,血液の中にたまってしまう状態です」


24.ステロイド  steroid

[関連] 炎症(えんしょう) 免疫(めんえき) 副作用(ふくさよう)
 QOL(キューオーエル)

炎症を抑えたり,免疫の働きを弱めたりする薬で,
もとは人間のからだの中で作られるホルモン

 「炎症(→16)を抑えたり,免疫(→20.膠原病[関連語])の働きを弱めたりする薬です。
腎臓(じんぞう)の上の方にある副腎皮質(ふくじんひしつ)というところでできるホルモンの
成分をもとに作られています。適切に使わないとからだに影響が出ますので,
必ず指示通りに使ってください。しかし,適切に使い,反応に注意していれば,心配はいりません」


25.対症療法(たいしょうりょうほう)

[関連] 原因療法(げんいんりょうほう) 根治療法(こんじりょうほう)
 姑息的療法(こそくてきりょうほう) QOL(キューオーエル)

病気の原因を取り除くのではなく,病気によって起きている症状を和らげたり,
なくしたりする治療法

 「病気によって起きている,痛み,発熱,せきなどの症状を
和らげたりなくしたりする治療法です。一時的に病気を和らげるものですので,
病気そのものや,その原因を治す『原因療法』とは違います」


26.頓服(とんぷく)

症状が出たときに薬を飲むこと

「食後など決まった時間ではなく,発作時や症状のひどいときなどに薬を飲むことです」


27.敗血症(はいけつしょう)

血液に細菌が入って全身に回り,重い症状になった病気

 「血液に細菌が入って全身に回り,からだの抵抗力が負けて重い症状に陥った病気です。
高熱や頭痛などを起こし,そのままにしておくと命にかかわります」


28.メタボリックシンドローム  metabolic syndrome

[関連] 脂質異常症(高脂血症)(ししついじょうしょう(こうしけっしょう))
 糖尿病(とうにょうびょう) 心筋梗塞(しんきんこうそく) 脳梗塞(のうこうそく)

内臓に脂肪がたまることにより,様々な病気を引き起こす状態
内臓脂肪症候群
代謝症候群


 「内臓に脂肪がたまることにより,様々な病気が引き起こされる状態です。
引き起こされる危険がある病気は,高血圧,脂質異常症(高脂血症)
動脈硬化,糖尿病などです。
また,心筋梗塞(こうそく)動脈硬化や脳梗塞のおそれもあります」
 
[病院の専門用語

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  痛み全般:関節痛、ヒザの痛み、腰の痛み、肩こり、頭痛、偏頭痛
  不妊関連:女性不妊、男性不妊、2人目不妊 、子宝の食養生、更年期障害、
  女性病関連:冷え性、生理痛、生理不順、
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