今日で、何回か目ですが、以前より肌がずっと綺麗になっています。
話をしているうちに、息子さんが昔、「魚鱗癬(ギョリンセン)」と病院で言われたそうです。
子供のときは、お腹と、腕に魚鱗せんがあったとのことです。
大きくなって、腕のは消えて、お腹だけになったそうです。
今は、別に暮らしているので、どうなっているかは判らないとのことです。
どうも、魚鱗せんの人のお母さんも、皮膚が弱いのかも知れません。
魚鱗癬の遺伝子のある種のものは、X染色体にある劣性の遺伝子であることがわかっています。
女性の性染色体はXXで、男性のはXYです。
それで、魚鱗せんの発現は、圧倒的に男性が多いのです。
この、X染色体は母親から受け継いだものです。
従って、母親が、魚鱗せんの遺伝子の保持者です。
魚鱗癬の遺伝子は、劣性ですので、母親が保持者であっても、魚鱗せんは発現しません(二つのX染色体に、同時にその遺伝子があれば発現しますが、それはきわめてまれです)。
しかし、魚鱗せんを発現しなくても、皮膚のトラブルが出現しやすいのではないかと推定できるかもしれません。
多くの例を見ないと断言できませんが、可能性があると思います。