先日、こんなことがありました。
年配の方(多分、お孫さんのために)
「**(有名なニキビの軟膏)下さい。」
「申し訳ありませんが、当店では、取り扱っていません。
あそこの(当店のすぐそば)ドラッグストアで売っていますよ。」
実は、当店、昭和薬局では、一般的な医薬品は、もうほとんど扱っていません。
「教えて欲しいのだけれど。
**をつけると、そこは一時良くなるが、かさかさして荒れてしまう。
なぜか?」
私の答え。
「**に限らず、ニキビの薬は、肌の油を取ってしまいます。ニキビの部分にはいいのですが、周囲の油、つまり皮膚の潤いがなくなり、荒れてカサカサになってしまうわけです。
また、大部分のニキビ用の石鹸、洗顔フォームは、タダタダ油分(潤い)を洗い落とすので、あまり良いことはありません。
コマーシャルしているのは、ほとんどこの油をとるタイプです。
ですから、使うと、良くなったような、悪くなったような感じで、
なかなか良くならないことが多いのです。」
「何か、いいものがありますか?」
「何歳くらいの方ですか?」
「18歳」
「その位のお子さんですと(大人のニキビと10代のニキビに対しては、違うのを使います。)、治すということではなくて、年齢が来るまでは、ある程度良くすれば、いいとして下さい。
薬ではなく、石鹸とローションで良くすればいいのではないのですか?
洗うものでも、ニキビの油を取りつつ、潤いを残すタイプのがあります。
それと、ニキビを抑えつつ、潤いも与えるローションで良くするのを使えばいいのではないですか。」
ということで、石鹸とローションをお勧めしました。
この、二つは、単純ですが、結構 肌がきれいになります。