以前は、こんな場合は、よく漢方薬を使っていました。(今も、使っていますが。)
首が、回らない。という方が、時々います。
以前は、こんな場合は、よく漢方薬を使っていました。(今も、使っていますが。)
血流を良くする漢方薬と、こりをとる漢方薬を組み合わせるとよく効きます。
大抵、2、30分位で、楽になることが多いので、いつの間にか良くなった、と言われることが多いのです。
最近は、漢方にプラスして、別な方法で対処しています。その方が、早いので。
先日、膝が痛いという、年配の女性が、相談に来店しました。近所の方から、自分の膝も痛いのが楽になったので、昭和薬局に行くよう勧められたとのことです。
血流が悪そうな感じ(どこかが痛い人は、大抵、冷えが根底にあります。)でしたので、温灸をしようと思いました。
肩凝りが、あるだろうと見当をつけて聞いた所、やはり肩凝りがひどいとの事でした。
「それでは、温灸をしましょうといいました。」
大椎(だいつい)に温灸しました。
温灸をしながら、話していますと、肩凝りだけでなく、首が回らないということが、わかりました。
もう少ししたら、肩凝りだけでなく、首の方も少し楽になりますよ、と言っておきました。
果たせるかな、温灸が終わるころ(温灸は2、30分かかります。)には、肩凝りが軽くなり、首も回るようになりました。
こんな具合に、首が回らない場合には、漢方薬だけではなく、温灸をくみあわせると。効果的です。